書かないとか豪語しましたが枠が余ってるらしいので書くことにしました。長ったらしい自分語りと子供じみた反省文にしばしお付き合いください。
特に技術を共有したりするわけではありません。ほんとうにただの自己評価記事です。
そういうのに期待した方はブラウザバックして頂きたく思います。
公開済アドオンリンク
https://praline9107.wixsite.com/praline9107/simutrans
1.2020年の朱雀重工の動向
【1月:阪神赤胴系列(一部)、京王8000、京王5000系列更新】
京王5000系列は旧版の作画に不満があった上、非冷房車がなかったり存在しないタイプの車両があったりしたため、大規模な更新となりました。京王8000系はイタ車工機氏のアドオンがすでにありますが、私的には少々違和感があったため製作しました。
阪神赤胴はあとでもう一度触れます。
【2月:京王6000系】
なかったのでつくりました。
地下鉄直通対応車と非対応車で加速性能を分け、5扉関連を除く基本的なタイプを網羅した上、組成制限も実車に則って設定しました。2020年に作ったものでは満足度上位に来るアドオンに仕上がりました。
【4月:阪急1010系列】
かわなみ氏から作りかけの1010系アドオンの画像を頂いて製作開始。
資料捜索の難航や形態が多いため制作にかなり時間がかかりました。昇圧後の組成については不明点が多く、正確には間違いになる組成もあると思います。現在、1000形、1300形、1600形を追加する計画があります。
【5月:京王8000系更新と西鉄】
OTRPで遊んでいると加速度の違いで所要時間が変わるという問題が発生し、急遽3.3km/h対応電動車を追加。組成は面倒になった。いっそワンクリック化してしまおうかなと思いました。
西鉄7000形と3000形はS_J鯖のその場の勢いで作ったやつです。3000形は128jpの209から錬成したのでそうとう頑張りました。先頭形状は改良の余地ありかもしれません。
【6月:名鉄7000系更新、京成3100形、東急3000系、名鉄4000系、9500系】
高頻度の製作を実施した月になりました。
名鉄7000系は編成方向の入れ替え(豊橋向きに統一)や車号の変更という膨大な作業に加え、一部の作画の修正などを実施。
残り4つについてはその場の勢いです。京成3100形は即席での改造制作でしたが、特徴的な側面の柄などかなりうまく行ったかなと思っています。
【7月:大手私鉄風駅、千代田線5000形、近鉄8000系列、昭和の阪神電車各種、京王8000系更新、6000系更新、2000系列】
7月は6月からの流れで異様なペースでアドオンを制作。1日6時間くらいやってた日もありました。
阪神1001系列を皮切りに851系列、3011形、5101/5201形を制作。加えて阪神赤胴の2000系、3000系を追加&組成エラーを修正。阪神1001系列については作画修正対象に入ってます。
千代田線5000系はその場の勢い。なお京津三条さんが東西東葉を含むコンプリート版をリリースしたので、そちらをご利用下さい。近鉄8000は6月末くらいからちまちま作っていたものをようやく公開。ベンチレーター車の冷房改造仕様がないので完全版ではそれを追加する予定です。
京王8000系は高尾山ラッピングと中間車化改造車を追加。高尾山ラッピングはかなり良いものになったので満足してます。
京王6000系は5扉車を追加。
京王2000系列は過去投稿品を大幅更新。車両名の変更や車両の追加、作画更新などを行いました。
大手私鉄風駅についてですが、あるみどりさんのツイートを参考に初めて3Dで制作。サイズ感など、貴重な成果を得られました。
【アドオンの仕様決定の通念】
全形態を無理に網羅せず「これがあれば一通り遊べる」という内容で実装することを基礎方針としています。
例えば京王5000系では冷房や車体の差が多くありますが、冷房は分散、分散集中、集中の3種類に絞り、これに非冷房車を足した形としています。これによって、最低限の外観の組み合わせの編成や変遷で遊べるということになります。
【総評と反省】
満足した作品もある一方、粗造であることを認めざるを得ないものもありました。当時は満足していても、あとから見ると不満点がわんさか。もう少し検討してから公開すべきであったなと思うものが多々あります。
ただ今年は脱切妻を目指して、自分が苦手な丸っこいデザインの車両にいくつか挑戦しました。その多くで重要な知見や技法の確立といった新たな発見があったかなと思っています。
ですが、他の方々のアドオンを研究していなかったのもやはり反省すべき事項です。今だから言えるのですが、6月以降の私は新しい車両を制作することに固執し、他の方々の素晴らしい技術を取り入れるという作業を行っていませんでした。その頃には自分の中に若干の焦りがあったことは認めなければなりません。
もう一つの反省として、2018年〜2019年に製作したアドオンの修正を行ってこなかったことを挙げようと思います。
名鉄吊り掛け車や東武7800、山陽3000、玉電がこれに該当します。
新規車両を作るのも大事ですが、過去作品を見直して改善点を探るのも同じく必要な作業であったかなと思っています。
【今後について】
受験が片付き次第、順次過去作品のリメイクとSimutransポータルへの移行
を中心に行う予定です。まぁ大学受かってからの話ですけど。
pak256向けの私鉄車がPCに封印されたままなので、さっさとsimcity4を買って出力して公開しようかなとも思ってます。
【ほんとはね】
アンチエイリアスのつけ方や色作り、png作成技術の比較研究について書こうと思ってましたが、時間がなく。
また来年、機会があれば書こうと思います。
【ぼやき】
技術は見て盗み、手を動かして覚えるもの。やはりそういうものであると思います。
少し前で別界隈で創作云々について語る機会があり、そのときに
「評価してもらうために創作することが最も不健全である」という話をしました。その状況においては、評価が得られるだけの技量がないと、負の連鎖を引き起こすということです。
逆説的に言えば自己満足の為に作るのが健全であるということになります。
とにかく、向上心がない者は馬鹿だ、ということです。
あっ、……ブーメランですね……おぉ刺さる刺さる。痛てぇ。
お粗末な記事でしたが。
それでは、これにて失敬!
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